フィルコラール
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J.S.バッハのコラールは、ルター派のキリスト教会で慣例的に歌われていた賛美歌の旋律にバッハが和声的または対位法的に下声部を補って4声部コラールとして完成させたもので、J.S.バッハ没後、息子のC.P.E.バッハとJ.S.バッハの弟子J.P.キルンベルガーにより編纂された371 Vierstimmige Choralgesänge(J.S.バッハによる371曲の4声の合唱曲集)にまとめて収蔵されて後世に伝えられています。 この合唱曲集では、各曲には詩篇のタイトルのみが付されており歌詞は省略されています。また元々4声4段譜であったものをオルガンやクラヴィアで演奏しやすいようにと意図して、2段譜にまとめられています。 基本的に4声部の合唱がメインですが、J.S.バッハ自身により低音楽器による通奏低音の伴奏が想定されており、特にバスとテノールの音高が入れ替わる際は、バスのオクターブ下の通奏低音の伴奏が求められていたそうです。 また、用いられている和声的な進行や旋律の流れは、現代の和声法からは逸脱している場面も多く見受けられ、それがバッハ独特の響きを醸し出しています。 このバッハ独特の技法について、これら各曲の音楽的構成を注意深く観察することが、音楽書法を学びたい人々の利益となるであろうとC.P.E.バッハは伝えています。 尚、歌詞については、1850年設立のバッハ協会が編纂した(旧)バッハ全集の第39巻など、各曲のタイトルに相当する詩篇より歌詞を抜粋して付記して出版された版がありますが、実際に歌われていたものかどうかについては見解が定まらないようで、版による歌詞の違いも指摘されています。
フィルコラールでは、J.S.バッハのコラールにホルンアンサンブルで挑戦してみます。(旧)バッハ全集の第39巻をベースにホルン用に移調した4声部譜を起こし、ホルンによる演奏前提といえども歌詞はそのまま残すことにしましす。 最初にBWV253番からBWV438番までの186曲網羅を目標に、演奏音源や楽譜の紹介・提供、コラール関連書籍やWebサイトの紹介、コラール演奏の機会共有など、フィルコラールでコラールを楽しむことが、より実りある音楽体験へと繋れば光栄です。
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☆コラール ウィキペディアより☆